2018.08.25

 

コペンハーゲンのフォント

コペンハーゲンはとても小さい都市。

前も書いたけど、人口58万人となかなかの小ささ。

このスモールコミュニティも行政や福祉を充実させられる

ひとつの要因なのかなと思ったり。管理がしやすいとか。

事実はどうだかわからないですが、暮らしてみてそんな気がしました。

 

コペンハーゲンにも市役所というか、

シティズンサービスなるものがあります。

外国人専用のインターナショナルハウスもできて、

外国から来た人は大体ここに来て住民登録とかします。

 

今回はそんな行政サービスのグラフィックデザインについての話。

 

まず

これがコペンハーゲンのロゴです。

日本の市や区などのロゴと比べても可愛らしいポップなデザイン。

このロゴにはかなりメジャーなフォントが使われています。

それが

Gill Sans (ギル・サン)

 

というフォント。

有名な企業や財団、硬貨など幅広く使用されてたりします。

ギル・サンはイギリスの芸術家エリック・ギルによって1930年頃に制作され

今も多くのデザイナーに愛されているフォント。

僕も好きなフォントの一つです。

全体的に文字幅が広く、

CGのフォルムを見ると楕円形に近い形なのがわかります。

コペンハーゲンはロゴをはじめ、

Webや公共空間のインフォメーションなどにも

このフォントを使用し、世界観を統一させています。

 

こちらがCity of Copenhagenというメインのサイトです。↓

で、こちらがインターナショナルハウスのサイトです。↓

 

どちらのサイトもタイトルや記事の見出し、本文まで

Gill Sansが使われてます。

その他にも公園のインフォメーションや↓

 

市立図書館の案内もGill Sansです。↓

 

フォント一つでもかなりデザインの印象が変わるので、

ブランディングや世界観を示す上でとても必要な要素、

であります。

デザイナーであればフォント選びも大切な作業の一つ。

 

デザイン先進国と言われる北欧。

デザインに対する意識の高さは、

行政サービスのデザインからも感じることができます。

 

個人的にギルサンはとても有機的だなと感じるフォントで、

若干強弱のある文字の流れが、

波のようでなんかとても港を感じます。笑

そういった意味でも港町コペンハーゲンに

とてもマッチしたフォントだなーと、しみじみ。